新版画の沁みる風景
——川瀬巴水から笠松紫浪まで
@ 川崎浮世絵ギャラリー
会期ギリギリで見てきました!
以下、お気に入りだった作品です。
\巴水の代表作!/
— 川崎浮世絵ギャラリー kawasaki_ukiyo-e (@Kawasaki_ukiyoe) 2024年1月10日
川瀬巴水「東京二十景 馬込の月」
馬込村(現在の東京都大田区)に存在した三本松を描いています。雲間から満月が照らし、右手に農家の灯りが見える穏やかな夜の風景です。
巴水は昭和5年(1930) に馬込村に移り住み、同地を描いた作品を多く残しました。#川崎浮世絵ギャラリー pic.twitter.com/45ieYvGasI
【新版画の沁みる風景】
— 川崎浮世絵ギャラリー kawasaki_ukiyo-e (@Kawasaki_ukiyoe) 2024年1月26日
川瀬巴水「春之月(二宮海岸)」
砂浜と松林が続く、二宮海岸の幻想的な月夜の風景。
波打ち際を1人の人物が歩いていきます。
夜空の藍色のグラデーションがひときわ美しく、満月の反射によって白く輝く波を細線を重ねることで表わしています。#川崎浮世絵ギャラリー pic.twitter.com/qcxH33liTk
【新版画の沁みる風景】
— 川崎浮世絵ギャラリー kawasaki_ukiyo-e (@Kawasaki_ukiyoe) 2024年1月31日
土屋光逸「牛込神楽坂」
長らく小林清親の内弟子となり、60歳を過ぎて新版画を制作した土屋光逸。
本図は牛込神楽坂の雨景を描いた、光逸の代表作。
「割烹土井」の大きな提灯は、元々の「割烹藤井」の店名を版元・土井貞一の姓に置き換えています。#川崎浮世絵ギャラリー pic.twitter.com/VgRV19fBNA
【新版画の沁みる風景】
— 川崎浮世絵ギャラリー kawasaki_ukiyo-e (@Kawasaki_ukiyoe) 2024年2月4日
石渡江逸「生麦の夕」
江戸時代より漁業で栄えた生麦の夕景。
右手には貝の剥き身を作る工場があり、煙突の前に貝殻の山が出来ています。
ぼかし摺による夕暮れの空高くに、三日月が光っています。夕刻の一瞬に潜む美を鋭く見つめた作品です。#川崎浮世絵ギャラリー pic.twitter.com/l66vqt81R5
【新版画の沁みる風景】
— 川崎浮世絵ギャラリー kawasaki_ukiyo-e (@Kawasaki_ukiyoe) 2024年1月23日
ノエル・ヌエット「東京風景 御茶の水」
描かれているのは御茶ノ水の夕景。神田川に架かるお茶の水橋とニコライ堂を写しています。
ヌエットのペン画の筆致を生かし摺りの色彩は淡く、夕暮れ時の雲は色の摺り分けによって立体感が感じられます。#川崎浮世絵ギャラリー pic.twitter.com/ZaVMFwUe5f
\本展で意外な人気/
— 川崎浮世絵ギャラリー kawasaki_ukiyo-e (@Kawasaki_ukiyoe) 2024年1月10日
織田一磨「東京風景 十五 木場雪景」
幕末明治期の面影を残す東京を描いた代表作「東京風景」の一図。材木河岸で知られる木場(東京都台東区)の雪景です。
自画石版による緻密なモノクロームの風景に、黄色の光があたたかみをもたらしています。#川崎浮世絵ギャラリー pic.twitter.com/oUP8yeplv4