オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」@ 神奈川県民ホール

小澤征爾音楽塾オペラ・プロジェクトⅩⅩ
モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ
@ 神奈川県民ホール(横浜)

全2幕
原語(イタリア語)上演/字幕付

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【あらすじ1】
この恋は永遠に続くのか?
モーツァルトの天上の音楽が描く恋の駆け引き

フィガロの結婚』『ドン・ジョヴァンニ』と共に"ダ・ポンテ三部作"として親しまれているモーツァルトの名作。
タイトルは "女はみんな、こうしたもの"の意味で、皇帝ヨーゼフⅡ世が『フィガロの結婚』のバジリオの台詞をもとにした新作を依頼したと言われ、ウィーンでの初演はアンコールのために上演時間が倍になるほどの大成功を収めました。
今日では、若い男女の恋愛喜劇の中に、鋭い人間洞察による男女の感情の機微、人間の本質や愚かさがにじみ、美しい音楽の世界が広がるモーツァルトの代表作としてその真価が認められています。
二重唱をはじめ三重唱、四重唱、五重唱と、繊細な感情を表現する均整のとれた優美なアンサンブルは、モーツァルトのオペラの極致といってもよい美しさです。

新国立劇場公式サイトより
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/cosi/?gad_source=1&gclid=CjwKCAjwnv-vBhBdEiwABCYQAw8dFTaeOkMtrF5F9FxZJy7lYTUTGxR6MWyCOaPB9hk4OS4GRYfgJRoCfcUQAvD_BwE


【あらすじ2】
男二人は「僕たちの恋人は浮気なんてしない!」と言い、アルフォンソはそれを否定しています。 そこで、3人は恋人が浮気をするかどうか"賭け"をします。
男二人は変装し、お互いの恋人を口説きます。 すると、女性たちは恋に落ち、結婚の約束までしてしまいます。
最後に男二人は変装を解き、種明かしをします。 2組のカップルは再び愛を確認し合い、ハッピーエンドでオペラは終わります。

MUSICA CLASSICAより
簡単なあらすじ
https://tsvocalschool.com/classic/cosi-fan-tutte/



飲み屋の悪ノリの延長線のようなストーリーを面白く感じつつも、だんだんエスカレートしていってしまう様子にハラハラした。

もし私が彼女たちの立場だったら、彼らの行動に怒りや呆れ、かなしさを感じてしまうかもしれない。
しかし最後は「お互い様だね」で終わるのがおおらかで良かった。

「同情が恋に変わるかも」
「怒りが恋に変わらないかな?」
という発想が良く、気持ちの揺れがよく現れているなぁと感じた。


3階席で観劇したが、舞台前のオーケストラ・ピットがよく見える場所で楽しかった。
予算の都合で上の階を取ったが、上から観るとこういう楽しみもあるのだなぁと嬉しくなった。
また機会があったらオペラを観に行きたい。

 

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