音楽から出会う中原中也@ 鎌倉芸術館

蓄音機、SPレコードで聴く
音楽から出会う中原中也
@ 鎌倉芸術館
解説:庄司達也先生(横浜市立大学教授)

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■中也が愛でた音楽——旧蔵レコードを中心に

マリオン・タリー
「楽しき吾が家」/ビショップ 作曲

エリザベートシューマン
「子守歌」/モーツァルト作曲

ヴィルヘルム・ケンプ
ピアノソナタ No.14 嬰ハ短調 月光」より/ベートーヴェン作曲

河原喜久恵
「月の浜辺」/島田芳文作詞・古賀政男作曲

井崎嘉代子、四家文子藤山一郎、徳山璉(混声四重唱)
流浪の民」/シューマン作曲

ヤッシャ・ハイフェッツ(Vio.)、ジョン・バルビローリ指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
「ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 トルコ風」より/モーツァルト作曲

 


中原中也の作品や書簡、日記とともに、彼の旧蔵レコードと同じ盤で音楽を楽しむ講座。
このようなアプローチは初めてだったので、とても楽しみにしていました。

私は蓄音機で音楽を聴いたことがありません。
ドラマや映画で見たことがある程度です。
初めて生で蓄音機の音を聴いて、その味わいがとても素敵だと思いました。
現代のようなクリアさはありませんが、ざらざら、ぼつぼつとした音とともに聴くクラシックは、なぜか懐かしい気持ちになりました。
中原中也もこの音を聴いていたのだと思ったら、ほんの少し彼に近づけたような気がして嬉しかったです。

参加できて良かったです。