ヒコーキと美術
ずっと気になっていた「ヒコーキと美術」展。
コロナの影響でスタートが遅れ、展示期間が短かったのですが、行けて良かったです。
今回の展示では、戦時中の飛行機を描いた作品や、プロパガンダポスターなどもたくさん展示されていました。
心が痛むものも多くありましたが、見られて良かったです。
一番印象に残っているのは、
33
中村研一
北九州上空野辺軍曹機の体当り
B29二機を撃墜す
という作品です。
飛行機が体当たりをしている場面を描いた衝撃的な作品ですが、その色づかいが幻想的で「美しい」と思ってしまう……。
その気持ちに罪悪感を覚えながら鑑賞しました。
忘れられない作品です。
横須賀美術館に行くのは、今回が初めてでした。
海が近くて開放感があり、ずっといたくなるような美術館でした。
館内の図書室にも行ってみましたが、読みたい本や図録がたくさんあって、何時間でもいられそうでした。
図書室のみの利用もできるそうなので、またゆっくり来てみたいです。